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逃げ道を辿っていく先に見える「ろくでもない景色」

ブログをご覧になって頂き、ありがとうございます。

日々、様々な決断をしなければならず、お疲れになっておられる方も多いのではないかと感じます。

 

 

私自身も先行きの見えない中で度重なる決断に疲弊し、

「しんどい」

「めんどくさい」

「もう、どうでも良い」

といった感情に支配されてしまう時があります。

 

 

 

あなたは、いかがでしょうか?

 

 

 

言葉で意識的に出てくる事は無いかもしれませんが、

その根幹は、この気持ちではないでしょうか。

 

“逃げたい”

 

 

 

 

 

私は人生で、何度か大きな「逃げ」を経験しました。

 

 

その中でも一番大きかったのは、

営業という仕事から逃げた事。

 

 

そもそも、営業という仕事に就いたのは

「どんな仕事でも苦しいのは変わらない」と、

当時部活で忙しかったので、事務職よりも先に就職が決まる営業職を選んだのでした。

 

 

部活は体育会。

先輩やOBから怒られる事や、吐き気がする程走り込むのが当たり前だった当時は、

「これ以上辛い経験は、もうきっと無い。」

と思っていたのでした。

 

 

そして、

営業が始まると

 

「まだこれだけ辛い事があるのか」

 

と衝撃を受けました。

 

 

数字を上げる重圧に日々頭を抱え、

お客さんから容赦なく怒られ、

一つ製品の大きなクレームが入れば、

相手が納得して解決出来るまで、上司や会社、お客さんと何度もやり取りする。

 

 

 

 

そして、

結婚を機に「営業という仕事」から「家庭に入る」という逃げ道を選んだのでした。

 

 

 

数字のプレッシャーも

お客さんから怒られる事も

クレーム対応に追われる事も無い

 

 

 

 

でも、

収入は無くなり、

社会との繋がりも無くなり、

中小企業の経営者の方から仕事への思いを聞ける機会も無くなったのでした。

 

 

 

自ら選んだ幸せなはずの逃げ道は、

鉛を飲んだような真っ黒な雲が空を支配する

重苦しい景色が広がっていました。

 

 

 

 

 

大きな決断も小さな判断も

今の現状から「逃げたい」気持ちでするのであれば、

どんなに美しい景色も

 

ろくでもない景色にしかならない事に気付いたのは、

そこから7年掛かったと思います。

 

 

 

 

今、中小企業へ直接的に貢献出来る

この道を選択できて本当に幸運だと思います。

 

 

 

自分で納得して選んだ道にしか良い景色は見えてこない。

 

 

 

 

何故、その選択をするのか。

人生の限られた時間の中、改めて共に考えてみませんか?

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