常々、この仕事をしていて恵まれていると感じる事が、
立場が変わっての「教育」について考える機会が多いという事。
自分自身が「講師役」として研修の場に立たせて頂く事もあれば、
反対に「生徒役」として学ぶ機会もあり、
1対1で「指導役」として、寄り添う事もあり、
他者の指導を見守りながら、一緒に教えて頂く「支援役」という時もあります。
それぞれの役割が違う事で、
「教育」という社会で生活するために
必要な学問・知識・技能などがどのように身に付いていくのか、見る事が出来ます。
まずは知らない事を知り、
知っていても、使いこなせない状態になり、
知っていて、意識すれば使えるようになり、
意識しなくても、使える事を目指していきます。
最近、「支援役」になった時、
全ての答えを教えるわけでなく、
ヒントという空白を与えて、
やる気を促す他の方のご指導方法がとても勉強になりました。
大人に限った話ではなく、
知らない事が多い子供達を指導されている立場の方の
声掛けややる気の上げ方も、参考になります。
限られた時間の中で、
どこまでその人の教育的な意味の必要性を考え、
「敢えて教えない」事をする難しさを乗り越えたいのは、
その人の事を強く思ってこそ。
目的意識を改めて持ち、
時間の制約と、その人にとっての学ぶ意味を考えながら、
向き合っていきたいと思います。
最後までご覧になって頂き、ありがとうございました。