本日もブログをご覧になって頂き、ありがとうございます。
先日、金融機関の方に教えて頂いたお話。
資金繰りが厳しく、
焦りが出ている時に経営者が行う共通の行動として、
「目先の売上に走る」傾向が如実に出るそうです。
利益を度外視し、
相手に言われるがまま受け入れてしまい、
一度手掛けてしまったため、
その沼から抜け出せず、
ずるずると本来の事業からかけ離れた
売上に手を伸ばしてしまう、とのこと。
本来であれば、
1回で割り切って、もうこの事業はしないと考えれば良いのですが、
「せっかくやっているのに、続けないともったいない」と感じてしまいます。
サンクコスト(埋没費用)という言葉あります。
過去に払ってしまい、取り戻すことの出来ない費用の事を言います。
取り戻せないものなので、
将来の意思決定にこのコストを見てはいけないのですが、
取り返したくなるのが人間心理です。
弱っている時は、甘い言葉に乗りたくなるもの。
自社の本質を見てくれる人を選択する勇気を持つ事は重要です。
そして、そもそも自社の本質は何なのか?
その本質を知ることこそ、
方針を決めていく礎となります。
自身でわからない時は、
あなたが信頼できる他者の言葉に耳を傾けてみましょう。
最後までご覧になって頂き、ありがとうございました。