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正しいかどうかは、まだわからないもの

「うちのエリアは、もうダメなんですよ。」

これは、地方支店で働く同期の営業の言葉でした。

前職の時、全国の営業が一人代表して新しい商品のセールス方法を考える会議が東京でありました。

その時に、同期が言った言葉。

全国に支店があり、それぞれの場所での売上は違っていました。
地域によって良く売れている地域と、あまり売れていない地域に分かれます。

それは、営業職の質だったり、運だったり、競合メーカーがやる気が無かったり、
様々な事情が絡み合っている現状です。

「情報は青森で止まっちゃうんですよ。」
「ここのエリアは保守的な人が多いんですよ。」
「やる気のある人なんて、うちにはいないですよ。」

同期は、自分の支店エリアは恵まれていない、と言っていたようでした。

それに対して、うちの大阪のエース営業が言った言葉

「他のメーカー合わせて全体エリアでは何台市場に出ているの?」
「それに対して、自社の実績は何台なの?」
「じゃあ、うちのシェアはどれくらいなの?」
「で、どんな事をすれば、うちの商品は動くの?」

同期の目が真ん丸になり、
「わ、、、わかりません。」

「そういうの、調べてからじゃねぇの?」

「大阪は良いね。良い先輩が居て。」

全体感が見えているか、
どんな風に全体感を見るのかが逆算して動く為に重要です。

まずは、「今思っている事ってそうなのかな?」
と考えてみる事から思い込みは外れていきます。

苦しい時こそ、その情報を疑ってみる事から始めませんか?

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