先日、お話をお伺いさせて頂いた銀行の方がおっしゃった言葉。
「経営には、悲喜こもごもあるじゃないですか。」
「悲喜こもごも」という言葉が印象に残り、
その後にとある本を読んでいた時に、こんな一説がありました。
『「悲喜こもごも」という言葉がありますが、
まずは悲しみがやってくる。
人間が生きている事を感じるのは、悲しい時の方が多いんですね。』
上記の言葉は、やなせたかしさん。
言わずと知れたアンパンマンの作者の方です。
楽しかったり、良い事ばかりではなく、
悲しい事がまず訪れる。
それは経営も人生もそうなのかな、と感じます。
同じく有名な「アンパンマンのマーチ」の歌詞
「なんのために生まれて
なにをして生きるのか」
経営者の方にとって、
人生の目的が経営の目的と同じところにあるかもしれません。
目的を明確にして
その途中に訪れる事を受け止めながら、
悲しみを喜びへ変えていくプロセスが、
経営であり、人生であることを
自分の肝に銘じたいと思います。