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公文式教育研究会 鹿児島・熊本・宮崎で講演

【やっててよかった、と感じた日】
昨年の福岡の先生方への講演からのご縁で、公文教育研究会で教室を運営される先生方へ90分のオンライン講演をさせて頂きました。
結果、鹿児島事務局を中心に、宮崎、熊本、計170名を超える方にご聴講頂きました。
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教室運営もコロナの影響を受け、生徒数の減少や教室内の生徒数分散対応など大変な状況の中、子供や保護者に関わって、未来の人材を育ててくれている先生がたへ感謝の気持ちとエールを込めて。
「経営」「外部から見た公文の価値」を現在の外部環境を交えながら、お伝えしていきました。

アンケートの回答には、
・経営者としてビジョンをしっかり描きたい。スタッフと想いを共有したい。
・コロナで生徒数が減少し落ち込んでいたが、自分自身が何を実現したいのかを見失っていたことに気づかされた。
・客観的に公文式を価値づけしていただき誇りに思いました。
・90分があっという間に過ぎました!
とご回答頂けたようで、お役に立てた事をとても嬉しく思いました。

今回の講演にあたり、大阪にある「公文教育記念館」にもお邪魔させて頂きましたが、見学している時に感動した事も私なりの言葉でお伝えしました。

創始者の公文公さんが昭和37年の時点で描いていた今後の事業展開は、2022年の現在、ほぼ全て叶えているということ。
それは、「東京進出」や「教材の海外普及」など自社の発展に触れた内容もさることながら、「私立学校設立」や「文部省への進言」といった公的な教育への働きかけを見据えていること。
学校教育とは別の、主体性を持って勉強をすることで「自分で考える」大切さと、一人一人の強みを伸ばす教育の大切さに強い意志を感じました。

鹿児島出身である故稲盛和夫さんのご著書にも触れ、
「経営の心構え」を自分の身を律する意思も込め、お話をしていたのですが、
公文の職員の方が稲盛さんの本を読まれていて、その勉強熱心な姿勢に頭が下がりました。

また、オンラインでの講演に際し、何度もやり取りをして下さった礼儀正しさや前向きさに感銘を受けました。
最後は、zoomでのミュートを外しての拍手を促して頂き、感激してしまいました。
公文さんとは2回目のご縁になりますが、どちらの担当者の方も本当に素晴らしい方。

こんな若い方が増えれば、国の未来は明るく照らせる事を改めて実感した日にもなったのでした。

家庭と仕事のバランスに悩み、中小企業診断士という資格を休止させる事も考えた日々がありましたが、こんなご縁を頂けて「やっててよかった」と思えました。

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