「あいつに言っても仕方ない。」
「どうせ話しても意味がない。」
社員に対しても心の中で思ってしまう事がありませんか?
「あの人にやらされたから、こんな風になった」
「言ったのに、動いてくれなかった」
社員側はこんな事も思ってしまいます。
人と人との関係に「信頼」が無いと、
相手が悪く思いがちです。
信頼の担保として、
コストを掛けて圧力や契約書などで縛るのも一つの方法です。
ただ、
純粋に組織の為に考える事もなく、
本音と建前の関係では
新たな発想も生まれないでしょう。
思った通りに動かす事だけでは大きな発展はなく、
会社の資源である貴重な時間とお金は
「社員を強引に動かす」
そこに注力されてしまっています。
では、どうすれば良いのか。
たった一言の言葉や
たった1回の経験が、
自分の印象をガチガチに作られてしまっているかもしれません。
受け取る側は柔軟に。
投げる側は相手を尊重して。
コツコツ積み重ねた相手との丁寧なやり取りこそ、
組織コストを下げる信頼関係構築の方法なのです。
「北風と太陽」は多くを学べる素晴らしい童話です。
本日は、良い夫婦の日。
子供の事を話したり、
仕事について話し合ったり、
遠慮なく言い合う夫とは戦友の様な中でもあり、
尊敬する現役営業マンです。
かけがえのないパートナーの存在の有難さを
改めて振り返る時間を取ってみられてはいかがでしょうか。